昨日のブログに腰紐の事を書きましたが、
書いていて思い出したことがありました。
私が沢山腰ひもを持っている理由です。
私は結婚して10年くらい、冬には着物を着ていました。
(今では信じられないですよね。)
あの当時、普段着はウールの着物でした。
上に割烹着ではなくて着るもの
(紐を横で縛るもの、なんて言うのでしたか?)
を着て作業していました。
アンサンブルで作ってもらったりしましたね。
全部母の手作りでした。

近所の人達も着物を着てました。
幼稚園のバスの送り迎えに
着物を着てショールを羽織って行った気がします。
お出かけにもいい着物を着てでかけていました。
33歳の厄年の時には母が厄除けの意味を込めて
「長い物」「七色の物」とか言って
着物と帯を作ってくれました。

着物をあまり着なくなってからは、スカートでした。
その頃は今のようにパンツ(ズボン)を履くなんて
思ってもいませんでしたが、
今ではパンツしか履きません。
お行儀が悪くなるはずですね。
長じゅばんに半襟をつけるのも面倒でしたね。
今は着物を着ることなんて考えられません。
と言う事は、今持っている着物はもう着ないと言う事です。
ウールの着物は全部処分しましたが、
お出かけ着だけはまだ残っています。
作る時に着物の値段も聞いているので、
それを思うと踏ん切れないのです。
でも娘もいないし、
思い切らないといけないです。
どなたか気持ちを振り切る方法を教えて下さい。