2月3日は母の命日でした。
私は一時も母のことを忘れたことはありません。
それは皆さんも同じでしょうが、
私は異常に母の存在を思い出しています。
大好きだったからか?
今になって後悔の念?
もっと母に思いやりを持って接してあげればよかったと。
亡くなる前は本当に存在が小さな人になってしまったようで、
コチョンと座って大好きな編み物をしていました。
教えるくらいだった人が、だんだん編み物がわからなくなってきて
嫁に聞かなくてはいけないのが悔しいとぼやいていました。
私はそんな母の言うことに、「はい、はい」と半分は聞き流して知らんぷりしてました。
「そうだね」とどうして同意してあげなかったのかと、
自分の冷たかった態度に腹が立ちます。
でも、幸せな母だったと思います。
長男夫婦と一緒に住み色々あったでしょうが皆に慕われていました。
甥っ子達もすごく優しくて母の思い出話が
いまだに出てきます。
私が今でも忘れられないのが、
嫁が母の遺体に向かって
「至らない嫁でごめんね。」と言っていました。
これはお上手でも、演技でも出来る事ではありません。
これは本心でないと言えないと思いました。
本当に有難かったです。
実家のお墓は小さなお墓ですが、いつもきれいな花が活けてあります。
私はいつも「こんなきれいな花でなくても、庭に咲いているそこら辺の花でいいよ」
と言っていますが、お墓を見るとちょっと嬉しく感じてしまいます。
ご先祖様も父母も幸せですね。
本当にありがたいです。